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北海道大学工学部安全教育教材専門共通編製作:北海道大学工学部安全衛生管理室平成17年2月項目・換気・地震・高圧ガス・放射線・廃棄物(廃液)換気について換気の目的と必要回数目的・酸欠防止・一酸化炭素中毒の防止・除塵・室温調整・脱臭・除湿留意点・換気用の小窓や吸排気口を締め切ったり、家具などでふさがない・排気口と同時に吸気口を確保する・換気扇を設置する・人間1人の1時間あたり必要な空気量:20~30m3・100m2の部屋に4人いる場合、2時間に1回空気の完全入替え必要・暖房器具使用時には、1時間に1回空気の完全入替え必要換気の目安酸素欠乏症酸素濃度と症状18%:安全の限界16%頻呼吸、頻脈、頭痛、吐き気集中力低下12%めまい、意識混濁、全身脱力10%顔面蒼白、嘔吐、昏睡呼吸停止、6~8分で心停止※酸欠になりやすい場所・理由・有毒ガスの発生場所・不活性ガスのある場所・鉄分など酸素を吸収する物質がある場所・火気を使う場所・高気密・閉鎖型の部屋例:井戸、たて坑ピット、タンク内暗室、倉庫、車庫予防・換気対策を十分にとる・呼吸用保護具の着用・酸素濃度計の設置一酸化炭素中毒の原因と症状一酸化炭素の発生屋内等通気の不十分な場所での火気を使う作業例:暖房器具、練炭コンロ、給湯設備、内燃機関等一酸化炭素の流出都市ガス等一酸化炭素を含むガスの流出原因症状一酸化炭素ヘモグロビンを形成するため、体中の酸素欠乏症を引き起こす頭痛、息切、めまい、意識混濁、昏睡、死亡対策・換気を十分に行うこと・器具・用具の点検整備を行い、不完全燃焼を防ぐこと・呼吸用保護具を用意すること(特に、救助者は着用のこと)・給気口を確保すること(部屋の負圧による逆流の防止)酸欠・一酸化炭素中毒予防チェック項目1.酸素濃度測定2.換気設備の能力・設置場所3.注意事項の表示4.暖房・ガス器具の点検・整備5.避難用具、呼吸用保護具の設置地震について地震に対する心構え激震の中では人は何もできない!!地震は広い範囲で同時に起こる!!→日頃からの備えが必要地震が起きたらどのように行動すべきか事前の対策は十分か(ハード面,ソフト面)地震が起きた場合窓や戸を開けて出口を開放開かない場合は扉を蹴破る,窓ガラスを割る火の始末,すぐに消す「火を消せ」と声を掛け合う身を守る上着等で頭を覆い、状況によっては机の下などに潜り、机の脚をしっかり握る避難の前に安全確認ガスの元栓,ブレーカーなど助け合い応急救護研究室内,隣接した研究室揺れがおさまってから指定の避難場所へ移動ガラスの破片,落下物に気をつける事前の準備(ハード面)建物の耐震補強建物の老朽化,専門家による耐震診断研究室内の危険箇所点検避難通路は確保されているか(出入り口・通路を塞ぐ可能性のある家具等は撤去)机の下,棚の上に物品が置かれてないか装置・機器類の滑り落ち対策は万全か(固定あるいはゴム敷きなど)窓ガラス等の破損に対する対策は万全か(落下防止用フィルムの貼附)ロッカー,機器類の転倒防止策は万全か(壁への固定)ビーカー等の割れ物の保管方法は万全か薬品管理は十分か(コンテナーに分別保管、引火性・可燃性薬品は棚の下部へ)火事を出さない対策は十分か(電気機器類,ガス,薬品)避難経路の周知,掲示事前の準備(ソフト面)震災時の行動規準の作成消火器,ヘルメットなどの防災用品の用意および設置場所の確認研究室内,隣接研究室との協力体制の確認防災訓練の実施地域と連携した防災対策地震対策マニュアルの作成マニュアルは複雑でなく簡潔で誰もが即座に理解できること細かな指示で行動をしばらず、被害状況に応じてより適切な対応策が実行できるよう役割とポイント程度を表記する。責任者は一人に限定せず代行者を定めておく。教職員・学生の行動基準、現場での対策、対策本部の3層マニュアルを構築する。発生直後の混乱時には、その場にいる人員のみで緊急対応しなければならない。事業所の責任者は、直後の緊急対応活動の判断と活動の権限を現場に委譲する。事業所責任者との緊急連絡体制を確保する。北海道大学工学部安全教育資料学生実験編製作北海道大学工学部安全衛生管理室内容1.共通注意事項2.実験機器類の正しい使い方3.化学実験4.微生物実験5.機械実験共通注意事項学生実験安全対策北海道大学工学部はじめに実験は危険を伴うものである。どんな小さな実験にも油断をしてはならない。事故は、その物的や肉体的な被害と同様に精神的な打撃が大きい。自分を傷つけ、他人まで巻き込むことを考えると、事故を起こさないためのどんな努力も怠ってはならない。「実験を安全に行うために」化学同人序文より引用学生教育研究災害傷害保険への加入•実験中の不慮の事故に備えて必ず加入する。•加入したことが不明の場合は必ず確認する。(学部卒業時に切れるので、大学院等に進学する場合、再加入の必要)担当窓口は,北大学生支援課厚生係または工学部教務課一般的注意事項実験をよく理解する実験の内容を十分理解していなくてはならず、装置の使用法の誤り、取り扱い上の不注意によって被害の生じないよう十分な準備が必要である。実験をする前に周到な準備をするまず健康であること。前日に徹夜したり風邪薬で眠気を催したりしていると、不注意による災害を招きやすい。また、実験開始時間ぎりぎりに慌てて来るのではなく、余裕を持って準備すること。実験中の飲食,喫煙は厳禁である。実験室には飲み物,食べ物を持ち込まない。実験中の飲食、喫煙の禁止試験室内の整理整頓整頓されている実験室では、実験する者に精神的安定感が生まれる。鞄、傘、衣類などはロッカーに片付けて,不必要なものは実験室に持ち込まない。常に通路、消火器等のまえには物を置かないようこころがける。整理整頓通路に鞄、実験試料などを置かない消火器の前に物を置かないゴミの廃棄焼却ゴミ、燃えないゴミ、ガラス類、金属類などの分別を必ず行う。ただし、このゴミ箱には、実験試薬、実験試料を決して捨ててはならない。ごみの分別実験中に怪我などをした場合実験手順、担当教員の指示を無視した実験は事故のもとである。実験手順、実験すべき項目等、実験の指導者に従うこと。もし、怪我をした時は、あわてずに状況を的確に判断し、適切な応急処置をおこなう。薬品が直接肌に触れたり、目に入った場合は、直ちに流水で洗浄する。ひどい場合は病院へ行く。最後に安全の心構えを持つ研究者は常に新しいことに立ち向かうため、予測しえない危険がそこに潜んでいることも避けがたい事実である。思いがけぬ場所、思いがけぬ原因により災害は発生するが、個々の人間が日々安全に気を配って行動することにより、事故のリスクを軽減する事ができる。安全対策には「ここまでやれば絶対安全」というものは存在しない。従って、実験の危険度を推測して対策を立て、常に安全防災に気を配らねばならない。今回のガイダンスで紹介した安全対策は、そのほんの一部である。みなさん一人ひとりもう一度、安全対策について考え直してみてください。北海道大学工学部安全教育教材製作:北海道大学工学部安全衛生管理室電気編はじめに電気の誤った取り扱いは感電、漏電事故、火災を引き起こしかねない。よって電気の基礎知識、使用ルールなどの、事がらを正しく理解すべきである。ここでは電気災害とその防止法安全使用のための基礎知識について、その概要を述べる。感電、漏電事故、火災電気の基礎知識、使用ルール電気災害とその防止法安全使用のための基礎知識感電(1)人体への影響(電流と危険度)電流値人体への影響1mAビリッと感じる5mAかなりの苦痛10mA耐え難い苦痛20mA筋肉の痙攣と神経まひ、離脱不能50mA呼吸困難、相当危険100mA心臓障害、呼吸停止・電撃傷電流が生体を流れてできる熱傷•ショック心臓に電流が流れて、心室細動、心停止感電(2)人体への影響(電圧と危険度)電圧値人体への影響10V全身が水中にあると危険20V濡れた手で安全な限界30V乾いた手で安全な限界50V生命に危険のない限界100~200V危険度が急激に増大200V以上生命に危険~3000V荷電部に引きつけられる1万Vはねとばされ、稀に助かることがある感電防止のための注意点(1)100Vの電線に手が触れた濡れた手で電気器具に触れない濡れた皮膚約22mA自力での離脱不能(アウトの確率大)皮膚の乾燥時約13mAの電流(セーフの確率大)感電防止のための注意点(2)破損して通電部分の露出した・プラグ・テーブルタップ破損した配線部品は新品に古くなりひびの入ったケーブル速やかに交換破損した・ナイフスイッチ感電防止のための注意点(3)コードコネクタやテーブルタップを床に置かない命にかかわる感電事故水漏れ床に水がたまるひび割れ等漏電の元足で踏むコードが痛む足に引っ掛けると危険感電防止のための注意点(4)電気機器のアースを完全にする水の近くで使用する機器本体が金属の機器⇒特に重要アース付の装置でも途中で接地が途切れている場合がある感電防止のための注意点(5)実験室のナイフスイッチにもちょっとした工夫接点がむき出し感電・埃が溜まるこれは市販のナイフスイッチ何が問題でしょう?応急処置だが,無いよりまし感電防止のための注意点(6)接触しなくても放電によって感電する危険高電圧、大電流実験はなるべく2人以上で2.5kVでは30cm以上50kVでは1m以上ガイスラー真空計ネオントランスカバーをつける高圧部分には近づかない感電防止のための注意点(7)装置を分解する際装置内のコンデンサの放電↓時間経過して回路に触れる必ず・元ブレーカをオフ・またはプラグを抜く感電防止のための注意点(8)装置分解後の組み立て,装置作製時の注意点電源ケーブルにはホットラインとコールドラインがあるホットライン:例えば100Vが印加コールドライン:アースに接続電源スイッチにはホットラインのみを切断するタイプの物もあるつなぎ間違えると感電の恐れ感電事故への対応電源を切り、感電源から引き離す電気を止められない場合:感電しないように絶縁体(乾いた棒、ゴム手袋、等)を介して感電源から引き離すすばやい対応が人命を救う人工呼吸、心臓マッサージ⇔救急車ただし無理をしないこと.あなたが感電する数分間の対応が生死を分ける漏電(1)電気機器や設備は、古くなると次第に絶縁性が低下し、漏電するようになる定期的に電気機器,設備の点検をまた機器内部のほこりや湿気によっても漏電することもあるほこりがたまると機器内部での放熱効率が低下し,電子部品が破損する(修理の費用・時間はバカにならない)漏電(2)ほこりのたまりにくいテーブルタップやプラグが安価で市販されている。これらの利用も一考ちょっとした工夫と費用で漏電により、火災や感電事故が起こりやすくなる過熱(1)蛸足配線は...プラグが過熱して危険↓多少の費用をかけても電源工事過熱(2)コードリールは便利だが,要注意巻いたまま使用:許容電流が小さくなる知らずに利用→異常過熱ケーブル被覆が溶け出火(例)全伸長:15A,巻いたとき:5A(要,説明書の確認)延長コードを途中で束ねて使用すると同じこと過熱(3)消費電力を考慮した配線を装置には必ず定格電圧,定格消費電力が記載してある種々の電源ケーブルがある.目的の違い認識「安全の手引き」(北海道大学安全・防災委員会)に詳細が記載されている.参考にすること電気火災への対応電気火災北大には全ての火災に適する粉末消火器が設置されている•消火器•燃えやすい物を近くに置かない•ごみ・埃を溜めない•装置の定期的点検•定格電力を守った配線それでも火災になったら•電源を遮断→消火•通電状態で消火の場合→水はダメ(粉末消火器,炭酸ガス消火器)配線に関する一般事項いわずもがなですが,その他の事項定格出力に適合したフューズ,ブレーカーを用いるキャブタイヤケーブルを用い,また板・塩ビ等で保護する1A30A60Aおわりに参考文献北海
本文标题:北海道大学工学部安全教育教材
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