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自動火災報知設備の点検実務マニュアル感知器の点検方法編平成21年版社団法人日本火災報知機工業会はじめに自動火災報知設備の点検実務の多くは、感知器設置状況の確認と機能の確認となります。感知器の点検方法は点検基準、点検要領に定められていますが、本書ではさらに詳細な点検内容を解説します。点検で指摘事項にあがった事例・機器の不具合事例を掲載しており、設置状況の確認と機能の確認に役立つ内容を示しています。建物は竣工後レイアウト変更、間仕切り変更、増改築などの改修により設備内容は変化します。消防法の改正で感知器の追加が必要となることもあります。改修内容に合わせ設備図面を修正し、感知器の警戒区域は常に最新の状態としてください。点検中に誤って他設備の連動用感知器を作動させたり、受信機の操作方法を間違えると、シャッター連動等による器物の破損・人身事故に至ることがありますので十分な注意が必要です。点検で指摘事項や機能障害のおそれのある損傷や汚れ等がある場合は必ず関係者に説明し、改修を依頼してください。感知器は経年劣化により性能が低下し、非火災報や不作動の原因となります。当工業会では煙感知器は10年、熱感知器は15年(半導体式は10年)を更新の目安としており、併せて更新提案をしてください。本書により点検の質の向上、点検の効率化、点検の確実な実施に役立てていただければ幸いです。「点検機材の取扱説明書編」と合わせてご活用ください。当工業会ホームページに掲載しています。(1)点検の流れの例 ※本編は感知器のみ部分異常警報の有無を確認自動試験結果の確認連動・移報の遮断・停止操作関係部所への連絡予備電源試験、火災試験、導通試験、その他感知器端末機器外形作動試験感度試験発信機音響装置警戒状況熱煙機能鳴動未警戒煙通話鳴動方式現場と受信機で確認感知器区域炎表示灯適応性その他機能障害現場と受信機で確認現場と受信機で確認現場と受信機で確認地区音響の音圧現場と受信機で確認現場と受信機で確認1.点検の流れ受信機の現状確認点検のためスイッチ操作受信機の機能確認機器点検は6ケ月ごと総合点検と配線点検は年1回同時作動総合作動配線点検清掃・受信機復旧蓄積機能確認二信号機能確認付属装置移報・連動確認 1(2)感知器の点検項目共同住宅用等自動試験遠隔試験PP蓄積P蓄積RR蓄R蓄R二信号R蓄アナログR分散○○○○○○○○○×○○○○○○○○○×○○○○○○○○○×○○○○○○○○○×○○○○○○○○○×○○※1○○※1※1※1※1×空気管式○○※1○○※1※1※1※1×熱電対式○○※1○○※1※1※1※1×○○※1○○※1※1※1※1×○○※1○○※1※1※1※1×○○※1○○※1※1※1※1×○○※1○○※1※1※1※1―○○※1○○※1※1※1※1――――――――――※2○○※1○○※1※1※1※1○:必要※1 自動試験機能付感知器は除く。×:不要―:該当せずR型受信機P型受信機予備電源音響装置発信機感知器受信機・中継器―スポット型感知線型未警戒結線接続外形表示警戒区域の表示装置電圧計スイッチ類充電装置ヒューズ類継電器表示灯自動試験周囲の状況―設定表示温度感知器作動等の表示注意表示回路導通機器点検火災表示外形表示端子電圧切替装置通話装置結線接続接地付属装置予備品等外形蓄積式アナログ式二信号式その他蓄積機能二信号機能周囲の状況外形取付状態表示外形感知器区域適応性警戒状況鳴動方式押しボタン送受話器表示灯音圧等熱感知器煙感知器分布型機能障害 スポット型 分離型遠隔試験機能炎感知器多信号感知器・複合 共同住宅の場合は外形等は居住者が確認。自動試験機能総合点検地区音響の音圧総合作動煙感知器の感度試験同時作動試験※2 遠隔試験機能付感知器は外部試験器で機能確認。 232.警戒状況の確認(各感知器共通)(1)警戒状況-未警戒部分点検方法:目視により確認する。判定方法:設置後の用途変更、間仕切り変更などによる未警戒部分がないこと。1.未警戒部分の発見①用途変更用途変更によって下記のような未警戒が発生する。また既設感知器の種別が感知区域に適応しているかの確認をしなければならない場合がある。(例)●事務所・倉庫→カラオケボックス(適応性)●機械室内に倉庫設置●トイレを物置に使用●廊下(10m以下)に書棚を置くと居室になる。●屋上に倉庫設置●デッドスペースを物置に使用●設置免除のEPS,PSを物置に使用●天井面までのカーテンを設置②間仕切り変更・追加間仕切変更により感知区域の面積が変更となった場合は特に確認する必要がある。a感知区域の面積が広くなった場合設置感知器の個数に不足がないかどうかを確認する。b感知区域の面積が狭くなった場合設置感知器の取付位置が間仕切に接近しすぎていないかどうかを確認する。既設感知器を感知区域の出入り口付近に移設することが望ましい。特に煙感知器は壁又ははり等から0.6m以上離す。煙感知器・熱感知器とも空調吹き出し口より1.5m以上離す。c間仕切り追加間仕切追加によって小部屋が生じた場合は未警戒となる。欄間等を塞がれた場合も未警戒となる。③二重天井を撤去した場合のはり等による小区画ただし、1の警戒区域の部屋に小区画が隣接された場合には、感知器の設置は省略されるので特に注意して確認する必要がある。・熱式スポット型(差動式、定温式、補償式、熱アナログ式)の小区画0.4~1m未満のはり等で囲まれた5㎡以下の区画4・差動式分布型の小区画0.6~1m未満のはり等で囲まれた5㎡以下の区画・煙式スポット型感知器(イオン化、光電式、イオン化アナログ式、光電アナログ式)の小区画0.6~1m未満のはり等で囲まれた10㎡以下の区画未警戒の例(天井まで間仕切られた例:カーテンの向こう側が未警戒)(上部の開口を塞いだ例:間仕切りの向こう側が未警戒/写真右)(間仕切り設置による感知障害の例)(間仕切り設置が感知器に接近しすぎた例)5(2)警戒状況-感知区域点検方法:目視により確認する。判定方法:ア感知区域の面積及び取付面の高さに応じた感知器の種別及び個数が設置されていること。イ炎感知器の場合は監視空間又は監視距離が適正であること。(1)取付面の高さと感知器種別取付面等の高さ又は天井等の高さによる。感知器の種別は表○-1、表○-2のとおりである。取付高さ感知器の種類4m未満4m以上8m未満8m以上15m未満15m以上20m未満20m以上差動式スポット型1種○○---2種○○---差動式分布型1種○○○--2種○○○--3種○○○--補償式スポット型1種○○---2種○○---定温式スポット型特種○○---1種○○---イオン化式スポット型光電式スポット型1種○○○○2種○○○--3種○----光電式分離型1種○○○○-2種○○○--炎感知器○○○○○6(2)感知区域面積取付高さ感知器の種類4m未満4m以上8m未満8m以上15m未満15m以上20m未満耐火耐火以外耐火耐火以外耐火耐火以外耐火耐火以外差動式スポット型1種90㎡50㎡45㎡30㎡2種70㎡40㎡35㎡25㎡差動式分布型半導体式1種65㎡40㎡65㎡40㎡50㎡30㎡2種36㎡23㎡36㎡23㎡補償式スポット型1種90㎡50㎡45㎡30㎡2種70㎡40㎡35㎡25㎡定温式スポット型特種70㎡40㎡35㎡25㎡1種60㎡30㎡30㎡15㎡イオン化式スポット型光電式スポット型1種150㎡150㎡75㎡75㎡75㎡75㎡75㎡75㎡2種150㎡150㎡75㎡75㎡75㎡75㎡3種50㎡50㎡(3)炎感知器の監視空間距離(角度含む)感知器は壁によって区画された区域ごとに、当該地区の床面から高さ1.2mまでの空間(監視空間)の各部分から当該感知器までの距離が公称監視距離の範囲内となるように設けられていること。有効に火災の発生を感知できない障害物がないこと。警戒状況-適応性点検方法:目視により確認する。判定方法:設置場所に適応する感知器が設けられていること。留意事項:ア煙感知器、熱煙複合式スポット感知器又は炎感知器を設けることができない場合の適応性については、第11-1表(その1)によること。イ非火災報又は感知の遅れが発生するおそれがある場所の適応性については、第11-1表(その2)によること。第11-1表(その1)、第11-1表(その2)資料として巻末に記載73.熱感知器(自動試験機能若しくは遠隔試験機能を有する自動火災報知設備に係る熱感知器又は多信号感知器を除く)(Ⅰ)差動式スポット型注意事項設置環境(高温、多湿、水漏れ跡等)を充分に確認すること。天井面が暗い場所や高い場所等、目視での確認が困難な場所は数ヵ所のサンプルを採取する等で確認することが望ましい。(1)外形点検方法:目視により確認する。判別方法:変形、損傷、脱落、著しい腐食等がないこと。・変形、損傷、著しい腐食(錆を含む)がある場合は交換提案を行う。・脱落の場合は修理等を行う。変形・損傷脱落腐食・錆その他差動式スポット型空気室の凹み空気室の傷サーミスタの損傷樹脂・保護カバーの変形不適切な点検による損傷取り付け面からの脱落(配線は接続されている状態)空気室の腐食空気室の錆サーミスタへの異物付着(外観上汚れていれば取り外して調査)水漏れ跡結露跡油付着※不適切な点検:加熱試験器の誤使用、所定の加熱試験器以外での試験空気の膨張を利用したもの温度検知素子を利用したもの保護カバー温度検知素子スイッチング回路温度上昇率検出回路8差動式スポット型感知器の不適切な点検による樹脂の溶け差動式スポット型感知器の不適切な点検による空気室の焦げ9差動式スポット型感知器の変形(空気室の凹み)差動式スポット型感知器の錆10(2)警報状況-機能障害点検方法:目視により確認する。判定方法:塗装などにより、感知障害となっていないこと。・塗装されている場合は交換提案を行うペンキ塗装により感知障害となっている例差動式スポット型感知器(サーミスタ式)の異物付着による感知障害の例11(3)加熱試験注意事項①長時間加熱しないこと、感知器が破損する場合がある。②感知器本体の確認灯の点灯を確認すること。(確認灯があるもの)点検方法:所定(メーカー指定等)の加熱試験器により確認する。(自動火災報知設備の点検実務マニュアル:点検機材の取扱説明書編参照)判定方法:ア確実に作動すること。イ警戒区域の表示が適正であること。・可燃性ガス等の滞留により引火のおそれがある場所及び高圧受変電室等の感電のおそれのある場所に設けられた感知器を点検するときは、差動スポット試験器又は回路試験用押ボタン等の試験器により行うこと。作動時間:下表による(単位:秒)作動時間感知器感知器の種類特種1種2種3種差動式スポット型-3030-12(Ⅱ)差動式分布型(空気管式)注意事項設置環境(高温、多湿、水漏れ跡等)を充分に確認すること。(1)外形点検方法:目視により確認する。判別方法:変形、損傷、脱落、著しい腐食等がないこと。・変形、損傷、著しい腐食(錆を含む)がある場合は交換提案を行う。・脱落の場合は修理等を行う。変形・損傷脱落腐食・錆その他差動式分布型空気管式空気管の切断・つぶれ・変形検出器本体の損傷コックハンドル変形取り付け面からの脱落(空気管・検出器)空気管の腐食メッセンジャーの腐食検出器本体の腐食検出器の水漏れ跡、結露跡,油の付着(2)警報状況-機能障害点検方法:目視により確認する。判定方法:空気管が塗装などにより、感知障害となっていないこと。・塗装されている場合は交換提案を行うペンキ塗装により感知障害となっている例壁と一緒に塗装空気管と天井の間に塗料が固着13(3)ポンプ試験注意事項①注入する空気量は、感知器の感度種別又は空気管長により異なるので所定量以上の空気を注入するとダイヤフラムに損傷を与えるおそれがあるので注意すること。②注入した空気がリーク孔を通過しない構造のものにあっては、所定の空気量を注入した直後
本文标题:自动火灾报知设备
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