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日本文学史ー近現代文学日本文学史中国からの影響古代文学(~19世紀)上代中古中世近世欧米に学ぶ近現代文学(1868~)明治・大正・昭和・平成明治1868~1912大正1912~1926昭和1926~1989平成1989~•明治二十年代まで近代文学の出発•明治30~40年代近代文学の成立•大正年間近代文学の成熟•昭和十年代まで昭和文学の展開•昭和20~30年代戦後文学の発展四、日本近代文学史の時期の分け方•(一)明治元年~明治20年ごろ(1868~1887)•明治維新から坪内逍遥の『小説神髄』が出るまでを第一期•文明開化時代、文芸萌芽時代•(二)明治20年~明治40年ごろ(1887~1907)•日清戦争をはさんで日露戦争前後までを第二期•写実主義とロマン主義文学の時期•逍鴎紅露時代•(三)明治40年~大正10年ごろ(1907~1921)•自然主義文学の成立、展開と反自然主義文学の登場から、大正末期プロレタリア文学やモダニズム文学が起こるまでの時期を第三期•自然主義、反自然主義時代•第四次「新思潮」時代•(四)大正13年~昭和20年ごろ(1924~1945)•大正末期から敗戦までを第四期•プロレタリア文学、新感覚派文学、戦時下の文学•(五)昭和21年~現在(1946年~現在)•敗戦を契機とする文明開化とそれ以後の戦後の時代を第五期•戦後文学時代•純文学変質時代明治維新近代化の端緒富国強兵啓蒙活動西欧文明の導入個人の独立を尊重一、近代文学の出発近世文學のまとめ戯作文学朱子学のしばり身分制度の制約近世小説の発展前期ロマン主義(樋口一葉・泉鏡花)擬古典主義(国粋主義・硯友社・紅露時代)文學改良運動(言文一致・西欧に学ぶ近代小説)啓蒙思潮期(戯作文學・政治小説)啓蒙思潮戯作文學政治小説翻訳小説文學改良写実主義坪内逍遥の「小説神髄」二葉亭四迷の「浮雲」擬古典主義硯友社と紅露時代写実主義の尾崎紅葉理想主義の幸田露伴近代文学の啓蒙期(明治元ー20年)劇作文学•仮名垣魯文(かながきろぶん)•草双紙、こっけい本•安愚楽鍋(あぐらなべ)•西洋道中膝栗毛•(せいようどうちゅうひざくりげ)福沢諭吉(ふくざわゆきち)ー世界国尽学問の進め文明論之概略翻訳小説•中村正直西周百学連環加藤弘之•2、西南の役の後•丹羽純一郎•花柳春話劇文学に代わる新文学へ•ロビンソン全伝政治小説•政治上の啓蒙・主張・宣伝・風刺などを目的とする小説。•矢野龍渓•経国美談鹿鳴館写実主義•現実をありのままに描写しようとする立場のことであり、19世紀後半のヨーロッパをロマン主義に対立して唱えられた文学思潮である..•坪内逍遥二葉亭四迷勧善懲悪を否定フランスのゾラの影響を受け心理的写実主義写実主義坪内逍遥二葉亭四迷小説総論浮雲――最初のリアリズム小説、原文一致あひびき、めぐりあひ小説神髄当世書生気質――近代写実小説主義小説による最初の作品•小説神髄•成立:1885年•文学は道徳の僕でも政治宣伝の手段でもなく、「人情」を写し、「世態風俗」を描くという自律性を持ち、「模写」すべきこと、文学は今でも劇作文学の勧善懲悪を退け、写実であるべきことを主張する。擬古典主義•硯友社――最初の文学結社•尾崎紅葉、山田美妙•元禄期西鶴の手法を学んで、新時代の風俗を写実的に描いたが、人間個人の追及といった点では、あくまでも表面的な写実主義であった。•山田美妙•「武蔵野」•「夏木立」女性的・写実尾崎紅葉金色夜叉男性的・浪漫幸田露伴五重塔紅、露時代尾崎紅葉•「二人比丘尼色懺悔」出世作•「多情多恨」•「伽羅枕」•「金色夜叉」幸田露伴•「風流仏」•「五重塔」ロマン主義•「我」の確立や解放を求める文学流派である.•「文学界」•「明星」•「スバル」前期ロマン主義•「文学界」――北村透谷(25歳で自殺)•①詩から評論に移り、恋愛の純潔性を主張し、理想を追求する詩人にとってプラトニック・ラブのような純愛こそ唯一の救いとなることを「厭世詩家と女性」で論じた•②「内部生命論」――人間のみが持つ内部生命を捉えることに文学の目的を説いた。•1、訳詩集「於母影」•「しがらみ草紙」―日本最初の本格的な文学評論雑誌•2、ドイツ土産三部作•「舞姫」、「うたかたの記」、「文づかひ」•3、訳作「即興詩人」•文学界•北村透谷、島崎藤村らが編集し、明治26年創刊された。浪漫主義の影響を受けて、近代精神を目覚め、当時文壇を支配していた硯友社の半封建的な卑俗な文学に抵抗した。北村透谷•文学評論:理想や追求する詩人にとって、プラトニック・ラブのような純愛こそ唯一の救済である。島崎藤村「若菜集」明治二十年代末の自我に目覚めた青年の喜びと嘆きを歌い上げた。日本近代詩の第一次的樹立である。•「たけくらべ」、「十三夜」、「にごりえ」•旧時代のしがらみの中で悲運に泣く女性を写実的に描いて傑出した才能を見せた。•「大つごもり」•雅俗折衷の文章によって映し出された微妙な心理やロマン的詩情は、時代を超えてこの女流作家の名を高くした。•「日記」•紅露逍鴎時代擬古典写実浪漫二、近代文学の成立ー明治3,40年代文学に反映急速な近代化・西欧化に対する不安失われていくものへの郷愁強固な政治・軍事権力への反発明治三十年~四十年代自然主義後期ロマン主義余裕派反自然主義自然主義自然主義島崎藤村田山花袋私小説後期浪漫主義(詩)明星スバル北原白秋余裕派鴎外の「青年」「雁」漱石「吾輩は猫である」自然主義と距離を保つ•十九世紀後半、フランスを中心に起こった自然科学の方法を導入した文学思潮である。日本では、明治30年代に小杉天外によってゾラの方法が試みられたが、自然科学の強圧による自我の否定が中心問題であったが、やがて事実のありのままを客観的に描き出そうとする日本の自然主義文学運動となった。自然主義前期自然主義•小杉天外•「はつ姿」、はやり唄」•環境や遺伝に左右される人間の姿を描いて、写実主義宣言をし,自然主義への道を固めた。永井荷風「地獄の花」人間の動物の面に光を当て、世俗の虚偽を破ろうとする積極性を見せた。島崎藤村「破戒」田山花袋「蒲団」露骨・真相・自然自然主義の展開期島崎藤村•「若菜集」•散文•「千曲川スケッチ」、「旧主人」•「破戒」•日本自然主義文学の第一声•文学史上初めて近代的小説として記された•自伝•「春」、「家」、「新生」(告白小説)•「夜明け前」(歴史小説、最後の自伝小説)•髪を洗へば髪を洗へば紫の小草(をぐさ)のまへに色みえて足をあぐれば花鳥(はなとり)のわれに随(したが)ふ風情(ふぜい)あり目にながむれば彩雲(あやぐも)のまきてはひらく絵巻物(えまきもの)手にとる酒は美酒(うまざけ)の若き愁(うれひ)をたゝふめり耳をたつれば歌神(うたがみ)のきたりて玉(たま)の簫(ふえ)を吹き口をひらけばうたびとの一ふしわれはこひうたふあゝかくまでにあやしくも熱きこゝろのわれなれどわれをし君のこひしたふその涙にはおよばじな相思打理头发梳洗时兀自浮花容婉若紫草晰可见娇艳现芳丛移步抬腿行走间随我共轻盈犹如锦雀绕身旁风情千万种举目放眼试远望又疑双颊红好似彩云一幅画翻飞满苍穹手把金樽盛美酒清香还复闻年轻情怀堪比拟愁思溢心胸侧耳听来莺燕语悠扬暗相送仿佛歌神吹玉箫对我诉肠衷启齿便觉诗情在琅琅向喉咙依稀诗圣吟歌阙诗行一重重呜呼相思难思议恋心火样红举手投足唯有君都在不由中纵然热血这般烫不及君意浓思我泪珠漱漱落几曾有止终田山花袋•「蒲団」露骨なる描写•「自己の内なる真実の表現こそ文学•の本道」という文学観を確立して、日本•自然主義の方向を決定していたばかりでなく、私小説と言う日本独特の小説形式が流行する端緒を開いた。•「破戒」「蒲団」自然主義文学の二大支柱•三部作――「生」「妻」「縁」•「生」「妻」「母と妻を素材に平面描写で描いた。•「田舎教師」表面描写徳田秋声•生まれたる自然派•「新世帯」1908•「足跡」――客観の技術•「黴」•私小説・心境小説•「爛」「あらくれ」「仮装人物」正宗白鳥•世紀末の思想に影響され、虚無的、厭世的なタッチや冷徹な筆使いで書いた小説が特色である。•「何処へ」•「徒労」「微光」•「泥人形」•評論集「文壇人物評論」岩野泡鳴•「耽溺」•一元描写――小説中の事件や人物心理を一人の主人公を通して描写すること、見る目は一つになる。•「放浪」「発展」「毒薬を飲む女」「断橋」「憑き物」•評論「神秘的半獣主義」、「新自然主義」•人生は無目的だ、刹那主義を唱える。自然主義の評論•長谷川天渓•「幻滅時代の芸術」「現実暴露の時代」•「無理想・無解決」•「近代文芸之研究」――自然主義の経典日本の自然主義文学合理主義と自然科学の影響経験的事実と自己告白人間の醜悪な面だけに限られる社会性と科学性に欠ける私小説と心境小説•大正中期から後期にかけて、文壇を特色つけたのは自然主義の落とし子と言われる。•閉ざされた個人の内側に目を向け、身辺の雑事を鋭い感受性で作品化しており、伝統的な風土と特異な展開を遂げた閉鎖的な「近代」に深く根付いて、近代文学の流れに大きな影を落としている。•私小説:自分を素直にさらけ出したもの•心境小説:作者の心境をじかに語る小説、歌・俳句の境地に近い秋声・荷風・直哉らの作品。私小説私小説日記文学の伝統(心境)散文文学の発達(随筆など)自然主義の影響自分の経験を素材に・告白性私小説(平野謙によって)調和型志賀直哉破滅型太宰治反自然主義•三つの立場ある。•余裕派、高踏派•外国文学に関する教養の上に立って時流にとらわれない理知的な作品を書く。夏目漱石、森鴎外•耽美派•美的創作を第一位とする芸術至上の立場である。•永井荷風、谷崎潤一郎•白樺派•「白樺」人道主義の上に立ち自我の尊厳をどこまでも主張する理想主義的立場である。•志賀直哉武者小路実篤、有島武郎余裕派高踏派前期(1905―1907)渋い傍観者の立場で、人間や社会を笑い、風刺するのが特色であり、明るい作が多い「吾輩は猫である」(風刺小説)()中期(1907-1910)人間の真実と社会真実との葛藤を中心テーマとしている。「三四郎」「それから」「門」後期(1910-)人間内部に巣くうエゴイズムの追求であり、暗く重い作品が多い。「彼岸過迄」、「行人」、「こころ」作風:非人情を理念として出発しエゴイズムの解剖をへて、やがて「則天去私」の世界を目指した。漱石の三部作三四郎それから門彼岸過ぎまで行人こころ鴎外の道前期ロマン主義高踏派歴史小説「スバル」「キタ=セクスアリス」、「青年」唯一の長編小説、「雁」、「三田文学」「不請中」、「妄想」、「」沈黙の塔」、「かのように」歴史小説「安部一族」、「山椒大夫」、「高瀬舟」晩年の作品「渋江抽斎」、「伊沢蘭軒」など。夏目漱石、鴎外作者主題分野人柄教養態度作風漱石エゴイズムの追求から則天去私を目指す。俳句小説親分ばたで門弟多数英文学余裕反自然主義道義的心理鴎外現実との関係のある倫理問題の追及翻訳評論小説劇曲傍観主義孤高を保った独文学冷静で主知的反自然主義倫理的教化的三近代文学の成熟ー大正の文学大正時代明治天皇の崩御民主主義の風潮空前の好景気大衆文化の成立反自然主義の文学耽美派白樺派新思潮主義自然主義(真)耽美派の美白樺派の善新思潮派の技巧耽美派永井荷風谷崎潤一郎白樺派武者小路実篤志賀直哉新思潮派芥川龍之介耽美派唯美主義官能享楽主義耽美主義・三田文学•一期:自然主義「地獄の花」•二期:耽美の時代•帰国後「あめりか物語」、「ふらんす物語」、•「新帰朝者日記」•三期:劇作者時代「花火」、「腕くらべ」、•「断腸亭日乗」永井荷風谷崎の悪魔主義ー女性崇拝・官能女性へのはいきや論理を超えた美の追求など、谷崎文学の生涯のモチーフがすでに鮮やかであった。初期:耽美主義、悪魔主義「刺青」、「麒麟」後期:古典主義「痴人の愛」、「春琴抄」、「細雪」悪魔主義•潤一郎は精神病理学の知識を踏まえながら、美しい女性へのの男性の崇拝的奉仕とマゾヒズムを扱い、変態的快楽の問題を大胆に取り上げた「悪魔」を発表した、肉体への肯定と賛美に立って特異な耽
本文标题:日本文学史 近现代文学
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